「サンセット大通り」に投稿された感想・評価

永遠に叶うことのない夢を抱えたふたりが出会ってしまったことで、まっすぐ破滅へと突き進んでしまう物語。過去の栄光にすがりつく人間と、破れた夢にぐずぐず未練を抱えた人間とが出会い、少しずつ破滅へ向かってゆく過程を描いている。

本作の製作は1950年。実に60年以上昔の作品にもかかわらず、そこに描かれたものは、今なおわたしたちがそこかしこで直面する光景である。愚かしさや弱さを抱えた人間が、なんとか現状から抜け出そうともがくが、もがきながら進む方向が誤っているゆえに、少しずつ破滅へと自らを導いている光景だ。それゆえに、この物語はひどく哀しくて恐ろしい。
-2017/06/24-
やはり、フィルム・ノワールの傑作!
そして、Billy Wilderの抜群の安定感。

感情移入なしで此処まで引き込まれる作品も珍しい。あくまでも第三者視点、とても冷静な目で観られた。それなのに面白い。
それは、
巧みなストーリーテリング。
Gloria SwansonとErich von Stroheimの怪演、負けじと確かな存在感を示すWilliam Holdenの好演。
画面構図、陰影の使い方。
と、どれを取ってもハイレベルなものばかりだからだろう。

様々な源流にあるこの作品。今年大きな話題となったLa La Landも、遡ればその作品の1つ。
Sunset Boulevard、観ていない方には是非観て欲しい1本です。

-2014/06/03-
やっぱり映画を現実を繋いだラストシーンが好き
スクリーンの中に閉じ込められてしまった若き女優のお話
1950年。 監督はビリー・ワイルダー。

借金まみれの売れない脚本家が、たまたま逃げ込んだ大邸宅が往年の名女優の住まいで、そこで脚本の手直しを依頼されるが・・・というお話。

主人公のダメさが笑えるし、過去に固執する大女優が怖すぎた。 フィルム・ノワールと紹介されているけど、ある意味ホラーです。

50歳という設定だけど、見た目お婆さんな女優と関係を持っちゃうのとかもけっこう怖いというかリアルです。 ぼくは色んな意味で自信がありません。

テンポもよくてストーリーも面白かったので、けっこう楽しめました。 自分の老いを受け入れられない女優の痛々しさは、人間の持ってる普遍的な部分でもあると思いました。
グロリア スワンソンの迫力、演技力に凄い女優さんだと思った。
ラストシーンがが目に焼き付いている。
ノーマ・デズモンドが怖すぎる。

まるでホーンテッドマンションのような古びた屋敷
敷き詰められた過去の自分
不気味な執事
愛への欲望、異常なまでの懐古主義

亡霊の1つや2つ、骸骨の山が出てきても不思議じゃない程のおどろおどろしさ。

とにかく怖かった笑
やっべぇ〜〜!圧倒的 やべえやべえ
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