夏色ジーン

ロルナの祈りの夏色ジーンのレビュー・感想・評価

ロルナの祈り(2008年製作の映画)
3.5
感想川柳「祈りより 狂気の方が しっくりくる」

U-NEXTにあったので観てみました。φ(..)

アルバニア人のロルナは国籍を得るためにベルギーを訪れ、クローディという麻薬中毒の男と偽装結婚する。ロルナは彼を犠牲にしてでもパスポートを手に入れようとし、クローディは彼女を希望の光に再生を図る。そんなロルナは当初クローディを拒み続けるが、次第に彼を受け入れるようになり……というお話。

日本でもたまにある偽装結婚ですが、こっちは何かめっちゃ悪い匂いがする(-o-;)手口も綿密で巧妙。それだけ警察もマークしてるってことなんだろう。この中でもアルバニア→ベルギー人と結婚→ベルギー国籍獲得→離婚後ロシア人にベルギー国籍を取らせる為に結婚とかなり危ない橋を渡ってる。ヽ(´o`;

これを見てるとラブラブでも女の気持ちはあっさり動いてしまうんだなと痛感させられる。(・_・;本来見せたいところはそこじゃないんだろうけど、過去の痛手から妙にクローズアップしてしまう。(-。-;)みんながみんなこうじゃないだろうけど、これやられたら堪んないな(´д`|||)ラストもかなりキテる。自分からしたらこれは「祈り」じゃなくて「狂気」。(;´∀`)

ダルデンヌ兄弟作品は「少年と自転車」、「サンドラの休日」、「午後8時の訪問者」を見てますが、これらと違って最後は見てる側に託されてる気がする。(*_*;自分には難しい。オリヴィエ・グルメがよく出てる気がする。

んでまずm(__)m