ダルデンヌ兄弟が描く、愛の奇跡。
にして第61回カンヌ国際映画祭脚本賞受賞作品
ベルギー国籍を得るために麻薬中毒者のクローディと偽造結婚した主人公ロルナ。最後は証拠隠滅のために過剰摂取で彼を殺害する計画を立てていた。
しかし彼女を頼りに本気で薬を断とうとする彼に対しロルナは新たな感情を感じ始める…
BGMほぼ一切なしの静かな映画だったけどそれがより日常のリアリティーを演出していた。
自転車に駆け寄る幸せなシーンから一転、クローディの葬式準備。
途中の説明を一切抜かして転換するのはちょっとわかりにくかったけど、斬新で対照的なものを描写するのにすごい有効的だと感じた。
静かに心揺さぶられる映画でした。