さわら

犬の裁判のさわらのネタバレレビュー・内容・結末

犬の裁判(2024年製作の映画)
1.0

このレビューはネタバレを含みます

つまんなかった。
人を3度噛んだ犬は安楽死、に不服争いした実話ベース。
動物は人の付属物か?犬を被告として裁けるか。
というテーマは面白く、
原告移民の社会的地位や、犬の動物としての野生の残存と人間ジェンダーを絡めるのはともかくも、半端なヒトエロギャグで台無しに。
被告弁護方法が映画のとおりかは調べてないけれど、あまりにもあからさまな煽りで取って付けたように、テーマ設定は当然に荒れていく。
犬は、動物は、人のために在るのではない、と言いながら、対象動物の生態への理解も浅いまま審議は進んでいく。
揺るぎなき結果があるにしろ、あまりにも過程は愚か。

終わり方も最悪で、勝訴した側は胸糞悪い。お前だけは犬を飼うんじゃない、と強く思った。
絶許。
さわら

さわら