orixケン

ボウリング・フォー・コロンバインのorixケンのレビュー・感想・評価

4.0
銃による殺人が米国が飛び抜けて多いのは、銃の問題だけでなく、不安を煽るメディア、格差社会と貧困を救いきれない政府。というのがよくわかった。
ただマイケル・ムーアの見方なので全てそれが正解なのかはわからない。

リベラルのプロデューサーが視聴率欲しさに過激で扇情的で黒人への差別を刷り込むような番組作っているのが皮肉効いていてよかった。リベラルにも容赦ない。

チャールトンヘストンはしかしなぜ出演を受けたんだろうか。
自分ならマイケル・ムーアごとき説得できると思ったのだろうか。
結果的にはマイケル・ムーアの策略にのって人間の小ささと同時にそれをごまかすかのような尊大さまで見せつけてしまった。
(マリリンマンソンと比較しても)
俳優としては尊敬していただけに残念だった。