寅さん節目の20作め。今までの往年の大物俳優の出演に代わり、20作めからはその時代の旬の俳優が出るようになる。さらに、本作ではマドンナの存在感も結構低め。寅さんの恋より、中村雅俊の恋のほうが明らかにストーリーの主軸になっており、寅さんは恋の指南役に。ストーリーは普通だったが、『中村雅俊』と『大竹しのぶ』が輝きすぎていて、さすがの寅さんも霞んでしまっている。😅
さくらが雅俊の世話をやくと、みてるこちらまで焼き餅をやいてしまう。
中村雅俊も大竹しのぶも、見る人を惹き付ける力が相当なもんだ。それに、雅俊のキャラが寅さんとカブッテイル。同じタイプの人間的魅力だと思う。
というわけで、かなり印象に残る作品だが、映画としてのまとまりは今一つかな。😅