20240310-079
1953年1月14日、ニューヨーク
原題:The Wrong Man (1956)
原作:マクスウェル・アンダーソン
監督:アルフレッド・ヒッチコック
美術:ポール・シルバ…
このレビューはネタバレを含みます
きついです。真面目で無口な人間は損をする。
観たつもりになっていたパターンの作品。ヒッチコック娯楽を期待していたものだから、個人の力ではどうにも動かない世の中の体制だとか集団の思い込みの強固さだと…
見覚えのない無実をはらす。
ヘンリー·フォンダ扮する主人公の戸惑いや焦悴した心理が込められ、その緊張感を持続し続けるカメラワークは丁寧で巧みなテクニックと演出で観客を引き込む。
最も恐ろしいのは、心…
NHK-BSPプレミアムシネマ
録画鑑賞
現代でも起こりうる冤罪に巻き込まれる恐怖。
犯罪者に間違えられた男の悲劇をリアルに描いた傑作。
巨匠アルフレッド・ヒッチコック監督が、実際に起きた事件を映…
思い込みで銀行強盗に間違えられた男。
否定してるのに「言葉は信用できない」と決め付けられる。目撃証言の言葉は信じるんかい、と思いながら。
捕まって奥さんも大きな心配。
冤罪は晴れるのか。
不安が伝わ…
実話を基にした、冤罪で捕まった男性のお話。
OPにヒッチコックが登場し、この作品について語っていたのがびっくりした。
冤罪の怖さ、人の記憶の曖昧さがよく描かれていた。
警察の誘導尋問みたいな感じの捜…
数あるヒッチコック作品のなかでも、かなりの異色作。
まず冒頭でヒッチコックが観客に語り出す、実際にあった事件のドラマ化、サスペンスにもかかわらず死人が出ない…という点にまず驚く。
タイトル通り、…
開始早々、ヒッチコックが暗がりで語りを始める。この『世にも奇妙な物語』ライクな演出だけで既に、今作が他のヒッチコック映画作品とは違うことがわかる。実際に起こった事件を基にした、いやヒッチコックが極限…
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