オーウェン

ザ・ロックのオーウェンのレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
4.5
製作者なのにやたらと予告編でも名前がデカデカと登場するジェリー・ブラッカイマー。
そんな彼が製作した中では断トツに面白いといえるのがこれ。

ザ・ロックとはアルカトラズ刑務所の別名。
よって舞台はここで人質が捕らえられ、要求を呑まなければ毒ガス搭載のミサイルがサンフランシスコに照準を向けている。

国は化学兵器担当とSEAL。そして刑務所に極秘潜入するため、唯一刑務所から脱獄した一人の男に任務を託す。

アクション映画としては実に燃えてくる設定であり、面白くならないはずがない。

決起するハメル准将の想いには共感でき、後半の行動にも納得がいく。
グッドスピードはまったく頼りないのに、化学兵器のことになると急に生き生きしてくるのには笑った。

そしてメイソンは元英国諜報部員という設定。
これをショーン・コネリーが演じるのだから、ジェームズ・ボンドを思い出さずにはいられない。
ニコラス・ケイジもエド・ハリスも納得させるかっこよさを見せる。

ケーブルカーの爆発に、ロックでの銃撃戦。
飽きることのないアクションを堪能できる。
それとケネディ暗殺は誰なのか教えてくれよ(笑)
オーウェン

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