Ash国立ホラー大学院卒論執筆

ザ・ロックのAsh国立ホラー大学院卒論執筆のレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
3.7
【ハリウッドの爆発男】

『アルカトラズからの脱出』でイーストウッドに脱走され、『告発』でケビン・ベーコンに潰され、今作ではテロリストに乗っ取られる。映画の題材にされまくるなアルカトラズ刑務所…^^;

前半の007展開とかテロリストの同情を誘う動機とか傑作の予感がしたけど、徐々にマイケル・ベイ色が出てきてしまう。爆発と派手なガンアクションで、苦手なヒューマン要素を乗り切るいつものベイ作品。


「"自由の樹は愛国者と圧政者の血で育つ" トマス・ジェファーソン」

「"愛国思想の擁護者は、暴力を好む" オスカーワイルド」

ショーン・コネリー扮する007男とテロ主犯格エド・ハリス准将のこの名言の掛け合いは印象的。どちらも一理ありますねぇ

ニコラス・ケイジ、ショーン・コネリー、エド・ハリスと3人揃って兎に角顔が凄い。顔がデカいのか何だか分からんが、顔が凄い。ベイの爆発、顔が凄い、そんな作品。