トランスマスター

ザ・ロックのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ザ・ロック(1996年製作の映画)
5.0
複数回視聴

海兵隊の准将が、祖国の為に殉死した部下の無念を晴らすためにVXガスを搭載したミサイルを盗みだし、部下の海兵隊特殊部隊と共にアルカトラズ島の監獄に人質を取って立て籠もる。
対策としてペンタゴンとFBIは、生物・化学兵器のスペシャリストとNAVY SEALSと元SASの退役軍人を送り込むお話です。

◆良い点/注目ポイント
・ストーリーの作り込みだけでなく、役者が贅沢三昧。海兵隊の准将が、エド・ハリス。FBI捜査官が、ニコラス・ケイジ。元SAS隊員が、ショーン・コネリー(007絡みでUK❓)これだけでお腹いっぱいです。
・特殊部隊同士の三つ巴の戦いは圧巻。FOXのポリティカルアクション海外ドラマを見ているようです。
・黄色いフェラーリやサンフランシスコのケーブルカーなど大規模な予算を投じたカーチェイスは、ハリウッドならではのスケールでした。

◆改善点
・ここまでの軍部によるテロをNSAやFBIが事前に情報を察知していないのが、不思議です。DHS(国土安全保障省)は、911発生以前なのでまだ存在していないのですが、やはり必要な政府機関のようです。

◆総括
・私がNAVY SEALSの存在を初めて知った作品です。潜水のミッションなど感動したのを覚えています。ハリウッド映画は、海兵隊を常に最強の存在として描いているのは、敵国への威嚇の可能性も見えてくる次第です。

-2019年17本目-