暴力脱獄の作品情報・感想・評価

「暴力脱獄」に投稿された感想・評価

mito28

mito28の感想・評価

3.6
卵シーン笑える。
僕の最も好きな俳優はポールニューマンです。
なぜ好きかというと単純な理由ですが、1番男前だと思うからです。

めちゃくちゃデニスホッパーが脇役で出ていてびっくりしました。一瞬でわかりました。

この映画は何となく感じが、カッコーの巣の上でと似ていると思います。

泥酔してパーキングメーターを壊しただけで、刑務所行きになったのですが、この刑務所は多分大ハズレなとこですね。

そこでたくさんの囚人が虐げられる中、1人だけ屈せずに立ち向かっていく姿に、周りが動かされていくのがすごく良かったです。

根性があるキャラなので、卵50個食いに挑むのですが、このシーンはとても微笑ましいです。

何回も脱獄を試みて、失敗して酷い目にあっても、いつもニヤって顔を崩さないその根性はホントに脱帽します。

アメリカンニューシネマの代表的な映画でした。
ポールニューマンじゃ、一番好きかも。
「おまえら、まともそうなふりしてるけど、実はこの刑務所の囚人たちみたいになっちまってないか…?」
こんな監督の声が聞こえてきそう。
ねぎお

ねぎおの感想・評価

4.5
いわゆるニューシネマですね。
刑務所に収監されたルーク(ポール・ニューマン)が主人公。
そもそも軍で功績を挙げたのに、酔ってパーキングメーターを壊しまくって捕まりました。「暇だったから」!
道路補修工事労働を課される訳ですが、そんな華のない舞台なのに面白い!

決して屈しない男!

原作本はあるのですが、ピアソンがだいぶ書き直しました。特にルークを筋の通ったヒーローにするために。
出てくる人物がまたキャラの立った人ばかり。
まずは収監されている仲間たちのボス的役割のドラッグ(ジョージ・ケネディ:この作品で助演男優賞受賞!)、ルークに根負けして仲良くなるシーンや、何故かタマゴ50チャレンジは名シーン!

所長、そして喋らない現場監督ババルガッツ(デニスホッパー)、収容所看守カー(クリフトン・ジェームズ)などユニークな脇役たちはきっちり作り込まれていて素晴らしいです!
脚本賞取れなかったのは残念ですねー。

ここに出演する人々の多くはアクターズスタジオ出身者というのも、映画のリアリティと生々しい迫力に大貢献していますね!

とにかく、急にハイになったように作業猛スピードでこなすところや、土砂降りの天に叫ぶシーンなど素朴なんだけど美しい!



あと映像ですが、とにかく画が綺麗。
当然狙って撮ったらしいですよ。囚人の劣悪な環境との対比。(ちょい前に観たフロリダプロジェクトと同様)
またいちいちカッコいいんですよ、構図。デニスホッパーのサングラスに映る道路で見せるのも、(ちょっとクドイけど笑)いいんですよねー。

・・毎度のことですが、原題COOL HAND LUKEです。
タフで繊細 暴力の名作

まさにこの言葉どおりの大傑作。

ポール・ニューマンほどタフさとその青い瞳から滲み出る繊細さを併せ持った俳優がいるだろうか?

セリフは少ない けどその存在感は圧倒的

反体制 個人の存在 友情 矛盾したキリスト教 これらの象徴のようなルークはやがて他の囚人達の真の意味のキリストになった
観ていてそんな感じがする。

ジョージ・ケネディも素晴らしい

一度は観るべき映画
Ryuno007

Ryuno007の感想・評価

4.2
いややっぱ俺好きだわこういうの。これはアメリカンニューシネマなのか?あんまりカテゴライズされないけど、路線としては俺が大好きなニューシネマだよな完全に。

町山氏曰くアメリカではポールニューマンの真の代表作とされているよう。ポール・ニューマンが本当にかっこいい。笑顔が眩しすぎる。自由と抑圧を行き来するルーク。彼の姿に周囲の受刑者や看守たちをも感化していく。何か目的があるわけではないルークに惹かれてしまったジョージ・ケネディのラストシーンが本当に切ない。

非常に宗教的な意味合いも強い(町山氏談)とのことだが、社会とその抑圧について大変考えさせられる普遍的な映画。思えば中学生の頃から「俺たちに明日はない」とか「カッコーの巣の上で」とか見てりゃあそりゃ社会不適合者になるわな。この映画も見たらまあ普通に働く気にはならないよ。

ところで、007ファンとしてはいろんな人が出ているなあと。死ぬのは奴らだのクリフトン・ジェームズ(ペッパー保安官)が看守役で、リビングデイライツなどのジョー・ドン・ベイカー(ウィティカーとかジャック・ウェイド)が一受刑者役で、消されたライセンスのアンソニー・ザーブ(ミルトン・クレスト)がドッグボーイ?役で出ています。ポール・ニューマン42歳!?見えないねえ。
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