にっきい

猿の惑星・征服のにっきいのレビュー・感想・評価

猿の惑星・征服(1972年製作の映画)
2.0
ベッドに横たわりエロいムードを醸し出す猿(笑)

今日は毎週金曜恒例の"猿と人間、地球の覇者はどっち?猿の惑星年代記"の日!(笑)
今作はオリジナルの4作目です。

地球を核戦争で滅亡させる人類には任せられない。って話し。
前作でセリフで語られた地球が猿の惑星になった経緯を描く今作、正直つまんなかった。
まず設定に無理があり過ぎる。
1作目で2000年程度で猿が進化したのは現実的じゃないと思ったけど、今作ではたった8年で普通の体型の猿たちが、人間と同じような体型、同じような歩き方になってる!
しかも訓練により単純作業だけど人間に代わって仕事をするようになってる。
そしてここが1番の謎なのが、未知のウィルスで犬猫だけが死に絶えたらしいんだけど、猿もチンパンジー、オランウータン、ゴリラの3種類だけになってる!(笑)
それ以外の種族は何処へ?(笑)
と言うか最初に言葉を話した猿シーザーの存在が、タイムパラドックスそのもの。
簡単に言っちゃうと「卵が先か?鶏が先か?」ってのと同じ。
序盤の虐げられた猿たち、中盤の猿たちの訓練の様子、そしてクライマックスの団結して立ち上がる猿たちの流れ全てが盛り上がらない。
しかもラストに衝撃的事実が判明する1作目、2作目、新たな展開を見せる3作目と、毎回アイデアが秀逸だったのに比べ今作は、3作目と5作目をつなぐためだけのストーリーで、新たにわかる事も何もない。
遂にネタ切れかな?(笑)

先日シネコンで映画観た時の幕間でトイレに行った時の話し。
男性は立って用を足すんですが、隣の年配の方がずっと「うん、うん」咳払いしてる。
映画観るのは一緒ではなかったから良かったかど、あれは映画見てたら気になるレベル。
生理現象だから文句は言えないけど…、一緒じゃなくて良かった(笑)
にっきい

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