コミーニョセレーゾ

グッドモーニング、ベトナムのコミーニョセレーゾのレビュー・感想・評価

4.8
グット・モーニング・ベトナム
英題「Good Moning vietnam」

1965年、ロビン・ウィリアムズ演じるANFDJ(米軍放送網のDJ)が兵士達の笑いとロックで癒し、ベトナムの人々と触れ、冷酷な戦争に翻弄される5ヶ月間を描いた映画!

実在の人物エイドリアン・クロンナウアの体験を元に主演ロビン・ウィリアムズがアレンジして製作された映画!

監督は「レインマン」でメガホンを取ったバリー・レヴィンソン!

戦争のむなしさや冷酷さ、アメリカ軍の硬化した体質、情報操作、アメリカ人によるベトナムの人々への軽蔑や差別、
アメリカによる他国への一方的な価値観の押し売りをコメディを交えて、批判しているとして評価されました。
後にロビン・ウィリアムズはゴールデングローブ賞主演男優賞を獲得し、アカデミー賞主演男優賞のノミネートになるなど輝かしい成績を残しました!

ベトナム戦争映画ですが、他の映画と比べて、交戦や残酷なシーンが少ないので、史実に基づいて描いていると感じました。

実在のクロンナウアは除隊後に弁護士をしていました。

ルイ・アームストロングの主題歌「what A wonderful world」は色んな思いが込み上げてきて、心を動かされました😎

エドワード役のフォレスト・ウィテカーは映画「ブラック・パンサー」のワカンダ族長を演じていた人だと知り、ビックリしました❗️

↓ここからネタバレです↓

ロビン・ウィリアムズがベトナムに着いて、ANFDJを任されてから爆笑の嵐でした!
「グゥッート モォーニィング ベェトナァン❗️❗️」の名シーンは1日が始まるような感じで気分が高まります❗️

ベトナム内で爆弾テロが起こり、軍は隠ぺいしようとしましたが、反対を押し退けて、ロビン・ウィリアムズはその事を報道するシーンは感動しました!

ベトナムの少女トリンとの恋が実らなかったのが、残念です😭

ベトナムの人々に教えるクロンナウアの英会話はとても活気があって、感動しました❗️

ラストシーンはトゥアン少年とクロンナウアのやり取りが切なくて、心が締め付けられるような思い😨

戦争や人種差別の問題について深く考えさせられる映画でした🤔

ロビン・ウィリアムズ演じるハイテンションで型破りなDJを是非とも観てほしいです!