ずっとみたかった1999年作品の中でも屈指の人気を誇る本作、すばらすぃかった!
小児精神科医のマルコムは市長から表彰を受けるほどの実績を誇っていたが、一人の精神病患者であるヴィンセントを救うことができず、その彼が自宅に侵入しマルコムを撃ったのち自らもその命を絶つシーンから始まる。
マルコムはリハビリを終えたが、仕事に明けくれたツケがまわり、妻との関係も冷え切ってしまう。そんな中、ヴィンセントとかなり類似した症状を訴えるコールと出会い、心の交流を深めていくが…
本作のテーマは「受容」、「対話」であると考えた。コールは自分自身の能力を受容し、昇華することで、母と心を通わせることができた。マルコムも自分自身の真実を受け入れることで妻に本心を伝えることができた。自分が伝えたいことは伝えられる時にしっかり相手に伝えて、相手の気持ちもしっかり聞くことが大切だと心から思った。
ホラー要素、ミステリー要素、ハートフル要素が盛りだくさんの傑作だった。伏線散りばめられてて見返した!