じゅん16g

シックス・センスのじゅん16gのレビュー・感想・評価

シックス・センス(1999年製作の映画)
4.0
小児精神科医の主人公と一人の少年の交流を描いた作品。少年には誰にも理解されない『秘密』があり…といった話。

シャマラン監督といえばまずこの作品。
初めて観た時はどんでん返しに驚き、2回目以降は随所に散りばめられているヒントを見つける楽しみ方も。

妻との隔たり、開かないドア、青いシャツ、そして少年の語る全てがヒントだった。
過去に救えなかった患者を少年に投影し、なんとか少年を救おうとする主人公だが本来の意味で救われたのは主人公だったのかな。
少年の『視える』存在のルールというか設定が非常に秀逸。それによって観ている側も騙される。
なんとも後味の良い作品。