映画史上最も心温まるホラー映画!
有名だけどホラーが苦手で敬遠していた作品。いっぱい映画を見てきたけど、見る前と見た後でこんなに印象が違う映画はない!ネタバレ厳禁の映画!もちろんホラーシーンは怖いところもあるけど、全然メインではない。ホラーが苦手な人にもぜひ見てほしい心温まる映画。人と人とのコミュニケーションの大切さを痛感する。必ず上手くいくわけではないけれど、心を開いてコミュニケーションを取れば分かり合える場合もいっぱいある。主人公のコールと母親も幽霊も、そして、マルコムと妻も。コールの「死んだ人が見えるんだ。普通の人と同じように歩いてる。お互いには見えないんだ。見たいものだけを見るんだよ。死んだって気づいてない。」という名セリフに全てが詰まってる。本当に素晴らしい脚本だった。アクション俳優のイメージがすっかりついてしまったブルース・ウィリスも精神科医を好演。コールを演じたハーレイ・ジョエル・オスメントは本当に天才子役だった。それにしても「寝ていても声をかければ聞こえている」というアドバイスは泣ける。最終的にコールはとんでもないコミュニケーション能力お化けだった。
以下、ストーリー。
小児精神科医のマルコムは昔の患者であるビンセントに銃で撃たれてしまう。それから1年後、マルコムは、妻から無視される理由が理解できず、苦悩と悲しみに暮れる。そんな中、マルコムは少年のコール・シアーと出会う。コールの姿にビンセントを重ねたマルコムは、彼を救うことで、ビンセントを救えなかった自分をも救えるかもしれないと考える。コールはやがて心を開き、隠していた秘密を打ち明ける。死者たちが自分たちの満たされぬ思いを癒して欲しいがために自分の前へ姿を現していたことを知ったコールは、ついに悩みを克服し自分の能力のことを母に打ち明ける