このレビューはネタバレを含みます
1978年の南イタリアの小さな村に住む少年ミケーレは廃屋の中の穴に子どもが監禁されていることに気づく。穴の中の少年フィリッポと仲良くなるミケーレだが、ある日フィリッポが父親達、村の大人に誘拐されているのだと気づき。。。
黄金色の麦畑が印象的なのどかで美しい村に実は悪がはびこっている。小さい子どもの頃に大人達が自分の分からないことを話していた記憶は誰にでもあるだろう。ミケーレは勇気をもってそれに向き合っていく。子ども達の表情がなんともいい。
この後この村はどうなっちゃうんだろうとか思わないでもないが、後味が悪くないラストもなかなかにいい終わり方。