ろーぜす

西の魔女が死んだのろーぜすのレビュー・感想・評価

西の魔女が死んだ(2008年製作の映画)
4.0
いや超当たりでしたね!
涙が出ましたわ
それまでグッとこらえてたのが
ラストの一言でダムが決壊

そして見事な世界観!
日本映画なんだけど、半分洋画を観てるみたいでした
森の中で野菜や花に囲まれた生活
だったからかな
おばあちゃんの言葉が優しいんだけどとても深いんですよね
中学生になったばかりの子が理解
できるだろうかって思ってしまうくらい深い!
大人でもなかなかあの考えにはたどり着けない
結構難しいと思うのですが
私だけかな
もっとおばあちゃんの話を聞きたい!
そう思いました
もういい大人ですが
聞いてもっと学びたいとうか、これからの自分
の人生の糧にしたいなあと思うくらいですよ

時々おばあちゃんだけの
表情のカットがあるんです
笑顔であったりちょっと悲しげだったり、その表情でおばあちゃんが何を物語ってるのかがわかるくらい印象的でしたね

序盤の2人のジャム作りは面白かったな
スーパーに売っている
たぶん誰もが知っている
凶器にもなり得る
たまに100円くらいで特売する
そしたらバカ売れする
実家に居候させてもらった時に
チラシ見て限定100個お一人様1個まで
母親が料理で必ず必要だから買いに行きましたよ
透明で半分赤色の袋に砂糖がパンパンにつまった商品「上白糖」!
あれが山積みで、あんだけ入れるのかってくらいビックリ
マジで全部入れおった
てかジャムの作り方は知らないですがあの「上白糖」でいいのね

これ原作が超有名みたいですね
全く知らなかったです
作者は梨木香歩さんで1994年に出版
単行本から新潮文庫になって
現在まで発行部数は200万弱!
また新潮社がHPで
「いま読んでほしい100年目の新潮文庫21世紀BEST10」の中で2位にしてます

ちょっと原作も読んでみたいなあ

愛と包容力にあふれたおばあちゃん
たまたま見つけた映画でしたが
素晴らしい、いい映画でしたよ
ろーぜす

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