あましょく

AA 音楽批評家:間章のあましょくのレビュー・感想・評価

AA 音楽批評家:間章(2005年製作の映画)
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池袋のコミュニティカレッジで、青山真治と町田康がトークショーするっていうんで、当日空いてるかきいたら大丈夫だとのことなので受講?した。

一見ドキュメンタリーで、話し手はみかけたことのあるような人もいるんだけど、何の話してるのか最初はさっぱりわからない。どこの誰さんが話してるのか字幕すらでない。
フリージャズの話なのか?フリージャズのことも全然わからないし。
そういえば、町田康は阿部薫の映画を主演してたなあ、とそんな話しなのかと、でもそうでもない。何なのこれ…。

1回目2回目と終わってトークショー。
青山監督は、大切なことを伝えたい、あの時代にあった批評と批評家の面白さ、今は批評は死んだと。
音楽批評が、こじつけで、特にフリージャズに意味なんてないのに、意味があるみたいに批評する、そういうのがもう成り立たないと。(ちょっと違うかも笑)
町田康は、映画なら、まだ編集されているから批評ができる、というようなことは言ってた。

たくさん出てくる批評家の名前もバックボーンも説明がない、解説もない、字幕もほとんどない。とても不親切なつくりに意図は?と参加者から質問がある。
青山監督は、情報量が多すぎるから、あえて名前も入れなかったとのこと。

トークショーまで聞けば、何をしたかったのか、自分としてはわかるように思えた。時代や作家が大切にしたいことを収めるのは映画の仕事だから、これはやっぱり映画だったんだな。

すごい長いので、観るには覚悟が必要です笑
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