調伏系V魔虚羅

アンダーワールド:エボリューションの調伏系V魔虚羅のレビュー・感想・評価

3.2
吸血鬼族と狼男族の2種族間での1000年にも渡る戦いに巻き込まれる人類といった世界観を繰り広げ、日常の裏で伝説級の怪物がなんかやってるというワクワク感が前作の良さでもあったのだが、本作では1000年間の出来事をより具体的に掘り下げる為、人類が入る隙など一切無い。バチバチに怪物同士で殺り合うのかと思えば、怪物要素の多かった前作よりも画面に肌色が多め。何方の種族にも追われる身となる、吸血鬼の処刑人セリーンと2種族の血を受け継ぐマイケルの逃走劇だが、返り討ちに合わせてやるレベルの気概を感じるグロアクションが多くて良い。前作を凌ぐ脅威の映像、進化するサイバー・バトル・アクションという売り文句は信じていいが面白いとは言ってないって感じ。
調伏系V魔虚羅

調伏系V魔虚羅