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親指さがしのレクのレビュー・感想・評価

親指さがし(2006年製作の映画)
1.0

まず言えることはV6三宅くんの演技。
演技力で左右される状況が、演技下手すぎてネタにしか見えなかった。
松山ケンイチさんや伊藤歩さんの演技は良かったのに。

子供たちの怖い遊びでいい雰囲気から始まるのに、ホラーとしての演出の地味さと音響が定番過ぎるから色々勿体無い。
風景写真からその場所に移るカメラワークはなんか良かった。

ぶっちゃけホラーではなかったかな。
中盤までは緊張感も何もなく、ボーっと見てたって感じでした。
お化けや幽霊的な現象、少女の呪いを期待してたのに、後半からオチがわかってしまって。
背後から近付く何か、も手だけだし作りが酷い。

切なさや悲しみ、そして人の心の弱さや心に抱える闇の部分が見える、そんな作品で、暇つぶし程度にホラー苦手だけど見たいって人が見るといい作品かも。
ラストの悲しみのシーンでの当時若手俳優だったマツケンと伊藤さんの演技には拍手。
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