JiroKikuyama

Love LetterのJiroKikuyamaのレビュー・感想・評価

Love Letter(1995年製作の映画)
4.3
岩井俊二は「リリィ・シュシュのすべて」でドハマリし。
こんな作品を撮れる日本人がいるんだ!と中学時代に衝撃を受けました。

ふらふらする手持ちカメラ、自然光のような柔らかい光と、クセもありつつ自然なキャラクター象がもはや「岩井節」と呼べますよね。

苦手な人は苦手だし。ハマル人ははまって映像の世界で働きたいと思う人も出てくるかと思う。

色んな意味でどこか日本映画らしくない、外国人が撮ったような雰囲気の作品が多い気がする。(映像の空気感とかね)

本作はかなり評判が良いので、なぜか観る気が起きず、ずーーーと無視していました。

今日は休みで外も寒いのでNETFLIXで鑑賞することに・・・

結果としてとても大好きな映画の一つになりました。

映像から溢れ出すあの寒さと暖かさの感覚は、記憶が呼び起こされるようなじんわりとした心地よさを感じました。

外が寒すぎて、手の感覚が無くなりそうな季節に、家に帰ってこたつに入り、お茶を両手で持って飲む時のような、手のひらから暖かさがじわーと広がる感じ。

観ている間はあの感覚に浸れて、それだけでも幸せ。(笑)

この感覚を映像に収めてくれる岩井俊二ってやっぱり僕は大好きです。