私の彼は2年前に冬山で亡くなりました。彼の中学校の卒業アルバムで見つけた北海道小樽の住所に、天国に出すつもりで手紙を書きました。今は使われてない住所だし、誰にも迷惑かからないからいいかなと。そしたら思いがけず、彼から返事の手紙が来たのです・・・
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不思議な誰かさんとの手紙を何度も交わすうちに、私の知らない彼の中学時代のたくさんのエピソードを知ることができました。そして手紙の主がどういう人かということも・・・
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素晴らしい。好きだなぁこれ。
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「花とアリス」の岩井俊二監督ですね、ナルホド。とてもよく練られた脚本と演出。謎めいて始まるストーリー、主人公二人の設定で謎が解けると、次は彼と彼女の中学校時代の可愛らしいエピソードに心が和み、次第に胸がキューンとしてくる展開。タイトルのLove Letterとは誰から誰へのものなのか、ラストの図書カードの印象的なシーンでもう一つの意味がわかります。雪の映像も音楽もとても雰囲気あっていいです。
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中山美穂も豊川悦司もよい。わたし的に掘り出し物は鈴木蘭々、懐かしい！彼女のおかげで時の経過を悟る、20年以上も前の作品なんですね。Windows95の年、ケータイもなかった頃の作品。eメールやバーコードじゃ、こんなすてきな話はできないな。
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Wikipediaによればこの作品、1999年に韓国で大ヒットして社会現象になったらしい。日本で韓流ブームが起こる前にこういう日韓の結びつきがあったんやね。作品自体も日韓のことも何も知らずスルーしていた残念な私。
