ディランマッケイ

幸せへのキセキのディランマッケイのレビュー・感想・評価

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)
4.2
妻を亡くし思春期の子どもを男一人で育てる父親の一面と、経験も知識もない新たな世界で仕事に奮起する一人の男としての一面との両面が、上手く描かれている。
時には仕事に私情が絡んでしまい、躓くこともあるが、家族のため、動物園のスタッフ皆のため、お客さんのために奮起する姿はかっこよかった。
こんな父親になりたいと思わせてくれた。
父親の人柄のせいか娘は愛嬌抜群で、年齢からは想像もつかないほどしっかり者で、ジョークが上手くにくめない可愛さがあり終始笑顔にさせてくれた。
一方で長男は思春期そのもので、母親を亡くして以降心を閉ざすが、父親と心からぶつかりあって立ち直る。改めて家族の大切さを感じた。