ちろる

幸せへのキセキのちろるのレビュー・感想・評価

幸せへのキセキ(2011年製作の映画)
3.9
嘘みたいなおはなしだけど、実話ということを知ってびっくり。
冒険好きでお金に無頓着で急に妻に死なれてシングルファザーになった主人公。
無職になって、如何にもこうにもならなくて郊外に引っ越そうとした矢先に見つけたとっても魅力的なおうちがまさかの動物園込み込み物件。
普通の人ならヒヨるよね、動物園の運営込み込みなんて断るよね。
でもベンジャミンちょうど無職!幼い娘ロージーは超大喜びで動物さんたちにご挨拶。
これはもうこの家に契約するしかないはずだ。
この作品、気になってはいたもののノリで観たため出演者はマット ディモンしか認識してなかったが、スカヨハとエル ファニングも出てたのは嬉しかった。
特にスカヨハの安心感ある演技はこの作品を華やかに彩る。もちろんエル ファニングは超絶可愛い。
そんなイケてる女性陣たちのサポートもあってちょっと頼りないパパ ベンジャミンと、ママを忘れられず、絶賛反抗期中の^息子くんが一歩また一歩と自分の道を切り開いていく展開と、ユニークで温かい動物スタッフ&動物たちのちょっとしたシーンが心に染みる。
パパがママと出逢った20秒の勇気」のエピソード、素敵だった。
このパパとママのものがたりを宝物にして、子どもたちはきっと明るい未来の扉を開けられるだろう。

決して一筋縄ではいかない動物園経営。
けれど愉快な環境に見守られて、街の人を笑顔にできる場所を作られるなんて幸せ?彼らがとても羨ましくなってしまった感動ストーリー。
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