あずーる

メアリー&マックスのあずーるのネタバレレビュー・内容・結末

メアリー&マックス(2009年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

実話/クレイアニメなのに重い…/フィリップ・シーモア・ホフマン

オーストラリアに住む8歳の女の子と、ニューヨークに住むアスペルガー症候群の44歳の肥満男性が文通を通じて友情を育むお話。

とだけ言うと、めちゃくちゃ退屈な話に思われてしまうかもしれませんが、、、
そうではないんです。
内容はとてつもなく重い。そして切ない。

孤独という共通点で、一気に心の距離が近づくふたりですが、マックスの病気とメアリーの自惚れが二人の仲を裂きそうになる。
整形、家族、友人の死、離婚、自殺未遂、そして妊娠。クレイアニメでこんなことが描かれるのを観たことがなく、衝撃を受けました。

そしてマックスの声は、今は亡きフィリップ・シーモア・ホフマン。恋しいなあ。
同じ監督の作品「ハーヴィー・クランペット」もレンタルしてみようと思います。