アメリカンスニャイパー

スペースバンパイアのアメリカンスニャイパーのレビュー・感想・評価

スペースバンパイア(1985年製作の映画)
4.7
久々に“当たり”映画を引き当てた!
『ヒドゥン』以来のストライク映画!
リアルな宇宙空間!
壊滅するロンドン!
壮大なテーマソング!
あと、おっぱい!

存在は知ってたけどなかなか手に取って観てなかった作品。父から教えてもらって早15年。15年間もったいなかった!
もっと早く観ればよかった!ドチャシコ面白かったです!

オープニングから最高にカッコいいテーマソングが“デンデケデン デンデケデン”と盛り上げてくれる。
「これは凄いことが起こるぞ!」と期待感を煽り立てる!
そしてハレー彗星。当時は凄かったらしく「地球とぶつかるかも!?」と噂になるほど不吉な星だったと父は語っていた。
その影に潜むは謎の宇宙船。それもめちゃ長い!
中にいたのはセクシーなお姉さん!
ヤッター!
見所はやはりマチルダ・メイのお姿!
いい感じの所で胸が露になるので、待ってました!と。恥じらいを感じない所に宇宙人らしさもあり、男性を猛烈に求める姿は生物的と不気味さも人間味もあって面白い。
でも裸美女というのは仮の姿で正体はデカいコウモリ宇宙人!念力でガラス扉を破壊したり!無防備の女の子だからって近づいたらたまったもんじゃないですね。
スペースバンパイアは吸精鬼。人間から生命エネルギーを吸収して生きています。吸精された人間もまた半吸精鬼になってしまう!
ここで凄いのは特撮の妙。
吸精された人間がどんどんシワシワになっていくシーンや脆くなった体が爆散して灰と化すシーンは凄い!衝撃が強く、なんといってもリアル!
ヘリコプター内で姿を現すヴァンプのシーンも衝撃的。血だまりが集まって女型に形成されていくシーンもどうやって撮ったのでしょう?
そしてロンドンの壊滅シーンは迫力がデカイ。街の至るところで爆発とパニックが発生し、吸精鬼が集団で跋扈する様はゾンビ映画に引けをとらない滅亡感!

!マークが多い文章になったが映画の満足感は一級品。こんなに楽しいものを観て「映画終わった~(奮)」と余韻に浸っていると、EDに再びテーマソング!
“デンデケデン デンデケデン デンデケデン デンデンデン!”
「まだ楽しませてくれるのか!?」と。

邦題のネーミングセンスやポスターにおいても素晴らしい。
たっぷり楽しませて頂きました。