緑雨

マークスの山の緑雨のレビュー・感想・評価

マークスの山(1995年製作の映画)
2.8
これがあって、その後『血と骨』がある、と考えるとなんとなく納得できる。暴力、セックス、遺体の生々しさ…崔洋一の変態性が垣間見られる。

が、ハードボイルドミステリでこれやっちゃうと何が何だかわからなくなるな。原作読んでない人が観たらほとんど理解不能なのでは。原作は原作、映画は映画の魅力があってよいと思うが、もうちょっと整理しないとね。

警察組織独特の閉鎖的で思惑渦巻く捜査会議の場面は雰囲気が出ていてなかなかよかった。
緑雨

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