サスペンス好きな私好みの話で単純に面白かった。実は子供の頃にラスト十分の結末だけ見てしまってる映画。
ずっと、それに至るまでの過程が気になってはいたけども、題名も俳優も覚えておなかった。
Netflixで冒頭の宣伝を観た時に直感的に、「あっ!あの映画だ」と確信して観てみたら、その通りで良い映画って(観てなくても)ワンシーンで、記憶を呼び覚ますというか物語に引き込んでくれますね。
ラストの結末を知らずに観ていたら、もっと面白かったか?それとも、観ることさえなかったか?
物語の構成としては、金に物を言わせた壮大なドッキリなのだけども、いくら何でもターゲットの身に危害を加えたり、精神的に追い込んで飛び降り自殺させたり、文字通り死んで生まれ変わらせたかったのだろうけども…良いのか?
弟よ。兄貴が寛大で良かったよ。
この映画で強烈に印象深いのはテレビのニュースキャスターが突然主人公に話しかけるシーン。当時の技術力を考えたら出来なくはないけど途轍もない事に巻き込まれてる感がして凄い好き。
反面、主人公の選択や行動によっては、予定されたシナリオからは逸脱する訳で…。
見返すと、どこまでがシナリオ通りで、どこからがシナリオ外だったのか?破綻する事も有ったんじゃなかろうかとか…。
自分なりの答え合わせの為に何度も見てしまう。考察のしがいが有る良い映画。