yunayuna

ゲームのyunayunaのネタバレレビュー・内容・結末

ゲーム(1997年製作の映画)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

悪夢から目が覚めるようなラスト。
思わず笑っちゃったわ。
サプライズの度が過ぎるwww

ニコラスが携帯で口座を確認する時に、パスワードを言った時のクリスティーンの顔で、彼女もグルだなぁーと思ったけれど、あれは、観客に対してのミスリードなのね〜。
一事が万事そんな感じなので、最後の最後まで、ニコラス同様にうまい具合に騙されてしまった。

トラウマの根源となっている父の飛び降り自殺と同じ形で、自分も死ぬ。
全てを失い絶望した後の生還、確かにこれ以上ないくらい人生観が変わるだろうなーと思う。

そして、序盤にCRSのテストを受け後に、バーで、ゲームに参加している2人の男性の1人が、去り際に「私は、目が見えなかったのに、目が見えるようになった」と言っていたけれども、これもある意味 CRSからの提言、暗示なのかも。
確かにニコラスも、これまでの人生で気づかなかったもの、見えていなかったものが見えるようになったもんね、、、。


こんな事をされて怒らないのか?
あまりにも強烈で最悪な悪夢を見た後には(だって、弟を“間違って“殺すだなんて、これ以上ない最悪さ!)、全てが安堵でしかないんだろうなーと思う。
恐らく、ニコラスにとってこのサプライズパーティの夜が、これまでの人生の中で一番幸せを噛み締めていたんじゃないだろうか?
そしてそれは、ある意味 最高のプレゼントなのかもしれない、そんなことを思った。
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