本日6月2日は、作者ロッテ・ライニガーの誕生日だと知ったので、思い出しがてら。
数年前に恵比寿の映画館で特別上映会があり、そこで鑑賞しました。
元がサイレント作品ですが、伴奏とナレーション付きでリマスターされたバージョンだったかと。
こちらは世界初の長編アニメーションだそう。
影絵の美しさや躍動感は、実写とも手描きのアニメとも違っていて逆に新鮮に感じました。
前例が無いだけに試行錯誤したであろう視覚効果もすごい。遠近法を駆使したり、背景を動かしたり。
当事の技術で、出来る限りのことを行っているようです。
影絵と言ってもモノクロではなく、色彩豊かで目に楽しい。
元になっている千一夜物語も好きだったので、思いの外楽しめました。
DVD版には制作風景も収録されている模様。
アニメのルーツを辿るのであれば、見る価値のあるものだと思います。