RIO

タクミくんシリーズ あの、晴れた青空のRIOのレビュー・感想・評価

3.5
全寮制男子高校を舞台にした人気ボーイズラブ小説シリーズの映画化最終章。
いわゆる2.5次元舞台で活躍されていた若手俳優さん達が多くキャスティングされており、原作の耽美的作品も若手俳優さんも好きだったがゆえに過去に鑑賞していました。
映画としての規模も小さくターゲットもキャストありきなのでクオリティについて言及するのは野暮だと思うので割愛笑、メイキング等含めて俳優ファンには眼福な作品です。シリーズ通してですが、主演が某舞台で縁のある二人だったり、今では引退してしまった浜尾京介くんの姿が観れたりするのも貴重なポイント。

そして、ここに書くか迷ったのですが、この度再鑑賞したのには理由がありまして。

今作に赤池章三役で出演されていた滝口幸広さんが先日、34歳という若さで急逝されました。
私自身高校時代にこの界隈の若手俳優さんに夢中で滝口さんにもたくさん楽しませてもらっていたので、あまりに信じられないのとショックが大きすぎてしばらくは全く受け入れられず…。
しかし、同じ俳優仲間さんが募って下さりメッセージを送らせて頂いたことで、少しずつ現実として向き合えたというか、残された作品の中で生き続ける彼に会うことをやめないようにしようと思えてきて…。
舞台や番組を中心に活動されていた俳優さんだったので、映画としての代表作である今作は今後も大切にしていきたいと思った次第なのです。
知名度に関わらず、作品の中ではその役で永遠に生き続けてくれて色褪せない俳優という職業、改めてその偉大さと素晴らしさを忘れたくないものです。