どなべ

スリ(掏摸)のどなべのレビュー・感想・評価

スリ(掏摸)(1959年製作の映画)
2.0
わざとらしく『一部の有能な者には犯罪の権利がある』とか言ってて、いわゆる"罪と罰モノ"なんだと思う

しかし1960年にこのテーマはいささか古いし、具体的に映像化することで安っぽい犯罪ドラマになり下がった感があった(それだけドストエフスキーの描写は凄まじかった)

特に後半はお話感が強すぎるうえによくある恋愛ものに着地してしまい、なーんだフィルムノワールか、と
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