マネーボールを観ました。
この映画を見たきっかけは、ブラットピットが出ているからと言うことではなくて、データを活用した戦略ストーリーところに興味を持ったためです。
この映画のストーリーを簡単に説明すると、弱小野球球団の1人のオーナーが今までと発想を変えてデータ重視のチーム戦略を実行し、劇的に進化を遂げたと言う実話に基づいた話です
野球というスポーツは、今は亡き野村さんが著書に残している通り、実は頭を使ったスポーツだと言えますよね
この映画はオーナーであるブラッドピットが誰にも相手にされていなかった1人の若手分析家をチームに率いるところから始まります
このデータ分析官は、データに基づいて選手それぞれが今後活躍するか活躍できないか、ブラッドピットに助言し、ピットはそのデータ根拠に基づいて重鎮幹部を説得、選手の入れ替えを行っていきます😲
物語の中ではトレードの話が出てくるのですが、こうも簡単に選手はトレードされるのかと、衝撃とともに野球スポーツの裏側を垣間見えるところが面白いところです👍
また従来の経験とカン(顔重視)で選手を選ぶ重鎮幹部たち、それに対して異議を唱えるブラッドピットの対立構図がちょっとした見所となっています
言うことを聞かない重鎮や監督、彼らを粘り強く説得し自分の信じたデータ野球を進めるブラッドピット、最初は効果がなかなか出ませんが、徐々にチームが勝利を重ねることによって重鎮たちも少しずつ意識を変えていくところは、予想通りといいますか、特に目新しさは感じないものの、サクセスストーリーとしては安定の面白さを感じました😉
そしてこの物語で起きている事象は、自分の会社の中でも思い当たるところが出てくるかなぁと思います
新しい製品新しいサービス革新的な事業を起こそうとするときに立ちはだかるのは、意外にも社内の古株たちの凝り固まった考え方であったりするものです🤔
この物語は熱意だけでなく根拠をきちんと示すことによって、自分の進めたい方向に人を巻き込みながら突き進む、信じた道を突き進むと言うことの難しさと面白さを描いている、と言う意味で、テーマ性のある良い映画だなぁと思ったので、個人的には82点をつけさせてもらいました👍
ひとつ難点を挙げるとすれば、毎年Ｂクラスのチームが上位チームの常連になったのはいいものの、このデータ野球によって優勝を成し遂げた事はないと言うことです
メジャーリーグで優勝するところまで行き、さらに引き続きこのデータ野球でチーム運営が行われていたのであれば、、、と言う継続性の観点で、ちょっと残念に思った、と言うところです💦
以上、データ分析に興味がある方は、ぜひご覧になってみてください。🤲
