けんた

マネーボールのけんたのレビュー・感想・評価

マネーボール(2011年製作の映画)
3.5
数ヶ月前にBlu-ray購入したものの
未鑑賞でしてテスト終わりと同時に…笑

まずベースボールのルールがそれなりにわかる人、MLBでも日本のプロでもファンチームがいる方などは楽しめるのかなぁと思いました。
自分は特別野球好きでないけどルールなどはわかるので一応楽しめました。笑


この映画をみていて痛感したのは「弱者には、弱者なりの戦い方がある」ということ。そして「情報」というのは弱者にとって最高の武器となりうるということでした。

お金が乏しくても頭を使えば「金満球団」と互角以上に戦える。

その一方で、強者も「情報の力」を取り入れるようになれば、結局のところ最後はお金を持っているほうが勝ってしまうという現実もあるわけで。

ビリーがこんな異端のやり方をはじめてこだわり続けたのは「自分を活かせなかった野球界への復讐」という面もあったのではないかと思います。

多くの野球界の既得権者たちが、アスレチックスのやりかたを嫌ったのは当然のことでしょう

これまでの自分の、そして野球界のやりかたを否定されたのだから

アスレチックスのもう後が無い選手たちがメジャーリーグに伝説をつくっていく姿が印象的です。

ちなみに日ハムはこのアスレチックスのシステムをかなり参考にしているようです。

毎年のように有力選手が抜けていきながらも上位争いをしている日ハムはたしかにアスレチックス的なチームですよね。笑

ただ、このやりかただと強いチームはできても、選手へのファンの愛着はわきにくいだろうとも思います

勝つためだからといってずっと応援していた選手があっさり他のチームに売られていくというのは、なんだかやっぱり寂しい

ビリーたちは貧乏球団が統計の力で金満球団に勝つことによって、世界の常識を変えようとしたのかもしれません

彼らは負け犬からスタートしたからこそこんな大胆な改革を行うことができました。

これは復讐の物語であり、それと同時に夢を失った人間たちの再生の物語でもあります。

ブラピの演技力はやはり文句ナシです。
ビリーの娘さんが歌う曲も印象的でしたね。