ワルキューリ

マネーボールのワルキューリのレビュー・感想・評価

マネーボール(2011年製作の映画)
3.7
才能を認められ、大リーグ・アスレチックス入団を果たしたビリー・ビーン(ブラッド・ピット)。選手から裏方への転向を選んだ彼は、移籍交渉中にデータ分析担当の新人ピーター(ジョナ・ヒル)と出会う…

周囲の反発は何するものぞと突っ走る信念の強さ。日本だと結果を出してもそれが元で反発を生みそうなところ、素直に評価されるのは羨ましいなあ。

自分を認めてくれなかった恨みつらみが抜けきれていなかったビリーが、自分が為しえなかった大学卒業を経て野球に関わったピーターと組んで「大リーグ」という名の巨人に一泡吹かせる爽快さ、そして勝利と敗北を同時に味わわされたあとに訪れるジャイアントキリングの救済に何事も常識にとらわれず、挑み続けることの力強さを垣間見る。

同じ勝利を目指すにしてもNPBとMLBじゃアプローチが全然違うんだなあ。中日ファンの自分としては「勝ってても面白くない」と一部から言われた落合監督時代を思い出した。