"人は野球に夢を見る"
昨夜、マリナーズのイチロー選手が引退を発表し、28年間の現役生活に終止符を打ちました。僕にとって、いや野球人全員にとって憧れであり、目標の選手でした。夢を感動を希望をありがとう。
どうしてもイチロー選手への感謝を言葉にしたかったので、野球映画を見てレビューを書こうと思い、本作を鑑賞しました。
野球が好きな人なら楽しめると思います。弱いチームを立て直していくプロセスに熱くなるものを感じ、野球の戦略的な部分について詳しくなれます。ただ野球が好きではない人にはあまり響かないかも。
オーナーとアシスタントにフォーカスした作品なので仕方ないですが、選手に対する描写が少なくて残念。「チームが強くなるきっかけはこの選手が出場し始めたから」とか、「チームが強くなるにつれて選手達が団結する」などの細かい部分が描かれていたら、より心に響く作品になっていたと思います。少し雑だなと思う点がいくつかありました。
なんでしょう、この何とも言えない物哀しい雰囲気は。ピアノ調のBGMのせいでしょうか。理由はわかりませんが、なんか切ない気持ちになります。でもこういう哀愁漂う作品は好きです。
このごろ製作にも携わるブラピ。私生活の方でいろいろあったようなので、これからもできるなら俳優として元気な姿を見せてくれることを期待してます。タランティーノの元でイキイキしてる姿を見れるかな?
クリス・プラットの出演には驚きました。痩せてるのにも驚きました。
元イチローも少し映っているので、これから鑑賞する方は探してみてください。
Thank you, “My Hero” Ichiro.