メジャーリーグ、オークランド・アスレチックスのGMの物語だが、野球メインではなく、古い慣習を打ち破って成功を成し遂げる人物の話。
とは言え、野球好きとして笑えたのは、GM自身が試合を観戦すると負けるジンクスがあるようで、20連勝がかかった試合は序盤に11対0の優勢だったから「これは勝てそう」と観に行ったら、同点まで追い付かれるというところ。
これはあるあるだよなあ…。
「おっ、今日は勝てそうだから観るか」と思って観始めたら、そこから有り得ない負け方を観させられた事は1度や2度ではない…。
そこで思い出したのが兄の話で、家でベイスターズ戦をテレビ観戦してたら、初回に4点取ったので「これは勝てる」と思って、横浜スタジアムまで行ったら、そこから22点取られて4-22で負けたらしい(笑)
この映画のようなテーマで、2012年にベイスターズを買い取ったDeNAの球団社長を主役にして映画を作ってくれないかなあ。
どん底のダメチームと旧態依然とした球団組織を改革していく話になるので、どちらかというとスクールウォーズ寄りな物語になりそうだが…。
ちなみに、映画に出てくるセイバーメトリクスに基づく理論は今では常識となっている。
