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アレクセイと泉のharunomaのレビュー・感想・評価

アレクセイと泉(2002年製作の映画)
3.5
青年アレクセイがトム・クルーズに似ていた、ことをおぼえている。彼らはこの地に、取り残され、てはいない(大地に根づき生活をする者たちを、外から区分けできる者は誰もいない)。純朴な彼が、馬と対話をし雪の中をとぼとぼととおおらかな不思議なリズムを刻みながら歩く姿は、すでにして深く若い、繊細で獣的なそのやさしい声は、リトアニアのメカスを逆にスローモーションへほどくかのように、懐かしい。
音楽を担当された坂本さんが上映の会場にいたような。
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