ホーク

魔人ドラキュラのホークのレビュー・感想・評価

魔人ドラキュラ(1931年製作の映画)
3.2
礎を作っただけあって、特にデザインが美しい。
城(屋敷)のデザインは、色々な映画やゲームで見るよりも印象的で、モノクロである事が逆にセットの粗さを隠し現実味を出している。

ただ、ドラキュラが常に冷静な性格の為、映画も少しスローテンポになってしまいがち。

現代から見るとチープなシーンや吸血鬼の十字架への反応があからさますぎるといった変なシーンもなくは無い。
だが一方で、残酷なシーンが直接的に描写されず観客の想像に任したり、吸血鬼と判明するシーンも些細な事だったりしていて面白い。
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