みや

学校の怪談のみやのネタバレレビュー・内容・結末

学校の怪談(1995年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

一学期終業式の日の夕方、取り壊しが決まった木造校舎で怪物たちが次々と小学生を襲うホラー。
人気シリーズ第1弾。

年齢的には観ていておかしくないはずなのに、なぜか当時は全く惹かれなかった。
学校の七不思議とか、騒いでる同級生をバカにしてたなあ…。
大人になってからの方が、無性にワクワクする。
こんな夏の思い出を作りたかった。

いろいろな妖怪(お化け?怪物)が登場して、凄く楽しい。
これこそ正にエンタメ。
メリーさんからの電話が初っ端から怖い。
スイカには笑ったけれど、電話は怖い(笑)。
床から大量の気持ち悪い手が出てくるのも良かった。
ラスボスモンスターの迫力もなかなか。
楽しい怖さとガチの怖さが両方あるのが面白い。
人体模型の内臓がリアルになるのも好き。
第1弾から、こんなに沢山の妖怪が出てきてしまって大丈夫なのだろうか。
2作目以降のネタ切れが心配。
これだけの人気シリーズになったということは、きっと大丈夫なのだろうけれど。

子どもたちの雰囲気も凄く良い。
演技の上手い下手は関係なく、「小学生」の感じがリアルだった。
ビジュアル的に物凄い美少女とかイケメンとかがいないのも、その理由の一つかも。
彼らのやり取りだけでも面白い。
気弱だけど優しい先生と、ヤンキー全開なママも良かった。
みや

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