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レンタネコのmakirakiraのレビュー・感想・評価

レンタネコ(2011年製作の映画)
4.3
「レンタ~~~~~ネコ!
ネコ・ネコ!
寂しい人にぃ~~
ネコ・貸しますっ」

数日たってもこの石焼き芋風フレーズ、頭から離れません(¯―¯٥)

そしてこの暑苦しい夏の空気感がクセになる。風鈴や蝉の鳴き声も。

説明口調な台詞もなく、ひたすらまったり観ていられる。

市川実日子もこの作品にぴったり。

何故か昔からネコが寄ってくるという、お祖母ちゃん譲りの性質を持つサヨコ。お祖母ちゃんが遺した古い一軒家(この家素敵!)で結婚することを夢見ながらたくさんのネコたちと暮らしている…

ネコをレンタルで貸し出すエピソードがいくつかあって、その合間に謎の隣人のおばさん(小林克也!)が庭越しにサヨコに嫌味を言うっていう(笑)

【寂しい“穴ぼこ”を埋めるのは猫である】

2つ目のエピソードの単身赴任中の“穴あき靴下”のおじさん(光石研)の哀愁がなんだか切なかったな。

私も父の靴下は臭そうで大嫌いでしたが(笑)、飼っていたゴールデンレトリバーのモモは洗濯物置き場からいつもそれをくわえて持ってきて、嬉しそうにシッポぶんぶん振って父の帰りを歓迎していました。

無償の愛情を注いでくれる犬と猫は神々しい生き物だなぁ、と思わずにいられません(ฅΦωΦ)ฅ


家の中を縦横無尽に動き回っているネコの行動を目で追ったり、撫でられて気持ち良さそうにしている顔を見たりと、萌え萌えポイントもたくさんでした♪
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