膨大に映画が登場して最高。版権どうなってるんだ。同性愛が主にアメリカの映画でどのように描かれて来たか?を体系的に知ることができた。大変勉強になる。
黎明期で規制が無いから割と自由に表現できた時代→鬼検閲につきカモフラージュ頑張り時代→ゲイ不幸エンド時代→人生謳歌、今も抵抗はあるけど負けないぞ!というのが公開時の1995年。それ以降、アメリカンビューティーやブロークバックマウンテンは不幸エンドだったけど、ムーンライトは違和感なく感動したし、グリーンブックでも擁護してくれたわけだし、まあ悪く無いんじゃないですか。まだ問題だらけですか。どうなんですか。
テルマ&ルイーズと明日に向かって撃てのラストシーン比較は、男女の描かれ方の違いに笑った。女子は崇高で明るく、男子は深刻で陰気になりがち。これでもかというゲイ死亡シーンのバリエーションにも流石に笑った。勝手に不幸にするなよな。
一方ラブシーンの洪水は、ああ迸る愛情の美しさ!と思って泣けた。愛に性別は関係ないんだからね。今後とも他人の性的指向を暴くことは避け、同性婚支持派に投票していくぞ。