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12モンキーズのkazu1961のレビュー・感想・評価

12モンキーズ(1995年製作の映画)
4.2
▪️JP Title :「12モンキーズ」
Original :「12 Monkeys」
▪️First Release Year : 1995
▪️JP Release Date : 1996/06/29
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards : 第53回ゴールデングローブ賞
助演男優賞
▪️Appreciation Record : 2020-756 再鑑賞
🕰Running Time : 130分
▪️Director : テリー・ギリアム
▪️Writer : デヴィッド・ピープルズ、ジャネット・ピープルズ
▪️MusicD : ポール・バックマスター
▪️Cast : ブルース・ウィリス、マデリーン・ストウ、ブラッド・ピット
▪️Review
テリー・ギリアムが監督したSFサスペンスの傑作ですね!!作り込まれた独特な世界観、タイムトラベルに巻き込まれる運命、そしてそれらを包み込むラブストーリーと変幻自在な演出がとても素晴らしい作品です。幻想的でかつリアリズムを感じてとても面白く鑑賞しました。
さらにタイムトラベルものであるが故の多くの伏線と回収、何故ボブと呼ばれるのか、ラストの空港でのキャサリンの笑顔の意味、そして飛行機内でのラストシーンと「I’m an insurance.」の意味、深く考えさせられて一筋縄ではいかないところがまた面白いですね。色んな解釈が考えられます。混沌とした中に確かな光明が感じられるラストだと私は理解しているのですが。。。
本作、全編スチール構成のショートムービー『LA JETEE』を原案に、テリー・ギリアムが長編映画化したスラップスティックなSFサスペンスです。クレイジーな状況の中で、タフに12モンキーズを探し続けるブルース・ウィリスらしい演技。そして狂ったようなオーバーアクトのブラッド・ピットの演技がとても強烈な印象を残しています。

物語は。。。
1996年に発生した謎のウィルスにより、全人類の約99パーセントは死滅しました。そして2035年、地下に住んでいた人間たちはその原因を探るため、一人の囚人を過去へと送り出します。糸口はたったひとつ、“12モンキーズ”という謎の言葉のみでした。。。

エンドロールで流れるのは、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」。様々な問題を抱えている現代でもウィルスが蔓延する未来よりもう素晴らしいという揶揄も面白いですね!!

▪️Overview
「未来世紀ブラジル」の鬼才テリー・ギリアムがブルース・ウィリス主演で描いたSFサスペンス。謎のウィルスによって人類のほとんどが死滅した近未来。生き残った人々は汚染された地上を捨て、地下での生活を余儀なくされていた。科学者たちは1996年にウイルスをばら撒いたとされる集団「12モンキーズ」について探るため、服役中の囚人ジェームズ・コールを過去の世界へと送り込む。誤って1990年にたどり着いたコールは不審な言動から逮捕され、精神科医キャサリンの立ち会いのもと精神病院に収容される。そこでジェフリーという若い患者に出会い、彼の助けを借りて脱出を図るが……。共演に、本作でアカデミー助演男優賞にノミネートされたブラッド・ピット、「ラスト・オブ・モヒカン」のマデリーン・ストウ。「ブレードランナー」のデビッド・ピープルズが妻ジャネットと共に脚本を手がけた。(引用:映画. com)
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