ゆん汰

民族の祭典のゆん汰のレビュー・感想・評価

民族の祭典(1938年製作の映画)
3.6
ヒトラーに唯一撮影を許されたドイツの女性監督、レニ・リーフェンシュタールが1939年に行われたベルリンオリンピックを撮影した記録映画。通称『オリンピア』で日本では『民族の祭典』、『美の祭典』として二部作構成になっている。
記録映画ではあるが芸術性を追求した為かなりの創作も含まれている。(撮影できなかった競技選手を呼び出し撮り直す等)

『民族の祭典』で一番衝撃的なのがヒトラーの開会式の演説シーン。

ナチスドイツ主催のオリンピックだけありヒトラーが出るのは当たり前だが今となってはとても考えられなく、逆に歴史的価値も見出している。
陸上競技メインの本作は複数の日本人選手も登場。
当時のオリンピックの雰囲気も楽しめるし記録映画?として見ても面白い。

パプリックドメインとして500円でDVDも出てるので鑑賞もしやすいです。(セットでBD化希望)
ゆん汰

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