クラゲ

キャッチボール屋のクラゲのレビュー・感想・評価

キャッチボール屋(2005年製作の映画)
3.8
ほのぼのしてる。

人間ドラマって程、お互いを知らなくて、知ろうともしなくて。

だけど、みんながみんな抱えてるモノがあって、、、“たまたま”ケジメをつけられた。

起承転結してはいないけど、南国風の音楽と春の終わりから初夏にかけての季節の移り変わり。

そして、キャストの絶妙な空気感が心地いい。眠くなるけど(笑)

“みんな違う相手とキャッチボールをしてる”

キャッチボールの単調な音の中に色々な想いがあるんかなぁ。

俺はキャッチボールなんて数える程しかしたことなくて、、、でもちょっとやりたくなった。

好きなシーンは、タカシがパスタ作って食べるトコ。

鍋にパスタを入れるその手だけのカット。

それだけなのに、、、見事な“ヘタレ男”なのです。大好き。

俺、食べるシーンが好きみたい。

大森南朋さん、すごくいい。あの人がタカシだったから、この作品は成立出来た気がする。
ヘタレ男っぷりがナイス♫でも、ふとした横顔がすごく色っぽいというか、、、グッとくる。

んで、借金取り、、、最高です水橋さん。「来ちゃった♫」とかもー萌です。萌。

野球って、あんなに人の人生に深く根づくんだなぁ。

日常っぽいけど、非日常。

大好きな作品です。
クラゲ

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