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「出発」に投稿された感想・評価

Takeco

Takecoの感想・評価

3.9
前に見た早春もそうだけどこれもまた若い男の子が衝動的にちょこまか駆け回ってやれやれって感じなんだけど早春程ではないがこれも役者含めて印象的なシーンが多くて監督のセンスの良さを感じた。
主人公のふざけてるシーンとか最後のシーンのハッとした表情とかも好き!
ageless505

ageless505の感想・評価

3.7
♪盗んだポルシェで走り出す
美容師見習の青年(ジャン=ピエール・レオ)が、非現実的な夢(カーレース優勝)のために幼稚な行動を繰り返しはっちゃける。
レオに対してある種の善意を持って観なければ、たんに童貞臭いイタイタしい挙動でしかない。しかしスコリモフスキが抱えるいくつかの主題を理解すると、その自然なイタイタしさが見事に輝く。

現実逃避の延長で自己実現を目指して奮闘していた青年が、結果的に大人社会(恋愛)に目覚めたことで現実と対峙することになる。
今まではその必要性を受け入れるのにイライラし、アセり、躊躇しながらも、何かを決断して新たな局面へ歩み(出発=たびだち)始める・・・
そら恐ろしい役者、そら恐ろしい監督だ。
romio

romioの感想・評価

3.0
早春の監督の他の作品も見てみることに。
レースに出るため、ポルシェを探して奔走する作品。
ジャンピエールレオがマジかっこいい!!
もうそこに存在しているだけで映画が成立してしまうズルさ。

もうそっからは、彼に夢中になっていればオッケー👌
ヒロインとの掛け合いも楽しく、車のシーンはめっちゃ良かったな!

ただなぜか、途中、めちゃくちゃ退屈していまい。俺のピークは序盤で迎えてしまった。
若い男の臆病な荷物。夢は虚に、今もが虚に、開くたびに中身はかわり、ポルシェの刹那にガソリンは燃え。その朝、彼は彼へと旅立った。

かっこいいことはなんてかっこ悪いんだろう、もう嫌になるなぁ。
angryaoi

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3.3
レースに出るために犯す罪。一寸先は恋!
鏡の攻防戦とフィルムの巻き戻し!ツッコミ待ち。

スコリモフスキ、看板というものが好きなんですね。
堂ノ本

堂ノ本の感想・評価

4.0
中盤失速するが、鏡といい喧嘩のシーンやら何やら大好き。

夜の街を彷徨う無軌道な雰囲気がいい。
2回目の鑑賞。どういうわけか、僕があの場面もこの場面も克明に記憶しているというのも意にかけぬ程の鮮やかさを見せてくれた。
桜の花なんてものはくどいほど咲き乱れてはその花弁をしばしば邪魔になるほどまでに降り積もらすのに、そんなのを毎年毎年繰り返しているのに、それは不思議にも確かに人の心を揺さぶり続ける。あるいは、コンクリートのゴツゴツした道の黒い肌に積もり荒んでゆく薄桃色の花弁、その若々しさ、瑞々しさを踏みにじって前へと歩みを進める人間の悲しさ、そういうものを他にないほど露骨に感じさせてしまうのもまた桜の花だろう。
この映画を見るという事は、咲き乱れ散りゆく桜の花の残像、十数年もしくは50年の隔たりを経てその影を追体験する事の喜び、あるいはそれを踏みにじる絶望だ。でも、どうしてそんなものがこれほど瑞々しく心に沁みてくるのだろうか。全く映画というものは捉えようのない影の残像のモンタージュに過ぎぬというのに、あの憎々しくも健気な笑い声が脳裏に焼き付いては僕の心を捉えて離そうとしない。

このレビューはネタバレを含みます

予想できたけど、やっぱり走らないんだ!! それだけで最高のラストだ!!
すべてナンセンスだったんだ!
突き抜けまくりのジャンピエールレオー。壊れた鏡ももとに戻る。
レースに出たい男。
でも、車はもってない。
どうにかして 車を用意しなくては。
盗んだり、借りたり、お金を集めたり。
仕事中に出会った女の手を借りながら、
彼は車を手にし、レースに出ることができるのか。



おもしろいけれど、
全体的に雑なせいか、
何をやってるのか分からない時が多かった。

もっと丁寧に、今の技術でリメイクしたらバカおもしろいんじゃないかと思う。

1個、素晴らしいところがあった。
大きい鏡を質屋に出そうと 2人で運んでいるシーン。
男は常に慌てたり、落ち着かなかったりする性格で、やっぱりか と言わんばかりに 鏡を割ってしまう。
でも、その瞬間、フィルムは逆再生され 鏡は何もなかったかのように 元どおり。

とてもおもしろい演出であった。
miho

mihoの感想・評価

3.4
ヌーヴェルヴァーグの雰囲気、やっぱり好き。

美術館で一日、過ごしたくらい
感性が磨かれます。ズバ抜けたセンス♡

とくに、車のトランクの中での会話、
鏡のシーンが素敵すぎて、お気に入りです。