出発の作品情報・感想・評価 - 3ページ目

「出発」に投稿された感想・評価

傑作だけど、ちょくちょく中だるみする。
とても素晴らしいシーンがいくつかあって、白眉は分裂する車のカットモデルの両座席にすわり、お互いが見つめあうシーン。 あすこはゆっき~映画史に残ってる。

あと鏡のシーン。割れる鏡の逆再生。スコリモフスキ読本によると、ジャン・コクトーに影響を受けているらしい。
あと、追突したバイクのライダーとけんかするシーンの遠景のショットはいかにも彼っぽい。うしろのポスターの笑顔のドライバーの絵をちょくちょく挿入するのが笑える。
Ricola

Ricolaの感想・評価

3.2
最初のシーンが特に印象的。そして音楽がかっこよかった。

相変わらずジャン・ピエール・レオくんはいい感じだが、作品全体を理解しきれなかった。
冒頭から猛スピードで駆け抜けていた主人公が、最後ブレーキを踏むように青春を終える。その余韻に寂しさを感じてしまった。彼の運転するポルシェがレースを駆け抜けるのをみたかった…
Guy

Guyの感想・評価

3.0
この邦題「しゅっぱつ」ではなく「たびだち」と読むそうですね。
ポルシェとジャン=ピエール・レオ
切なく色っぽくてオシャレ。
大人への成長が詩的なタッチで描かれている点に関しては何処と無くヌーヴェルバーグ当時の香りがしました。
よく動くレオに対して気取った演出が上滑りしてる。
特に鏡を運ぶシーンの無理した陽気さにはゲンナリした。
処女作ゆえの瑞々しさといえばそうなのかもしれんが。

『ピアニストを撃て』を見たくなってきた。
ジャン=ピエール・レオ主演。ヌーヴェルヴァーグといえばこいつみたいなポジション。まだ10代なのにこの演技は日本の天才子役たちもびっくりですね!

カーレースに何とか出ようと奮闘する青年。ポルシェを手に入れるまでに様々なことを行います。
「ポルシェが得意だ」とか人生で1回でいいから言ってみたいです…

走る車や流れる音楽など、どれをとってもオシャレな雰囲気がある映画でした。
そして映画のラストの方で主演女優のヌードが観れますよ!!
車とジャン=ピエール・レオーの魅力をとにかく撮ろうとしたような映画

ポルシェのために奔走するレオーも、疾走するスポーツカーも、バックで流れるジャジーな音楽も、真っ二つになった展示の車も、ラストのメタ的演出も、実に印象的でたまらない

しかし最初は話が他愛ないためかそこまで嵌らなかったこの作品、話より表現に注目するようになった今なら結構気に入るかもと思って見直してみたら案の定で、やはり映画においてはどのような映像表現をするかが最重要なのだと再認識
映画男

映画男の感想・評価

3.5
ジャンピエール・レオ目当てで鑑賞。やっぱカッケェな。もっかい観たい。
KANA

KANAの感想・評価

3.8
とにかくジャン=ピエール・レオを存分に堪能できる作品!
(あとポルシェも)

当時すでにヌーヴェルヴァーグのアイコンになってた彼だけど、トリュフォーやゴダール作品の繊細でちょっと気弱なキャラクターのイメージとはまた違って、コミカルな才能がこれでもかっていうくらい発揮されてる。
やんちゃだしおふざけするし、、でもそれがハズシの美学でたまらなくカッコよくて、どちらかというとベルモンド風味なレオ。

カーレースに出たくて大好きなポルシェを手に入れようとする彼の行動はリアリティのかけらもなく、もうはちゃめちゃ。
そしてナンセンスで能天気なドタバタユーモアには訳もなくニンマリしちゃう。
彼女と姿見を運ぶシーンが好きだなぁ。

その一方、スピーディーなポルシェの疾走、ジャズ、コントラストの強いモノクロ映像なんかが痺れるくらいスタイリッシュで『死刑台のエレベーター』を彷彿とさせる。
そしてコメディといいつつ、シャンソンの歌詞も手伝って遠目に観たらどこかメランコリックで青春の悲哀みたいなものも感じた。

無邪気さが消えるラストはまさに「出発」。
Wednesday

Wednesdayの感想・評価

3.3
みんなだいすきジャンピエールレオ。
流れるジャズ、動き回るジャンピエールレオ、多用するジャンプカット、進まないストーリー。

わたしもレオと夜中に車のトランクでこそこそ話したり回るポルシェの中で歌ったりしたいよ。


私たちの周りには心ならずも虚ろなものばかりってね。