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救命士のEのレビュー・感想・評価

救命士(1999年製作の映画)
5.0
NY深夜、救急車の運転席からのモノローグで始まるオープニングから、もう!これは!絶対に!好きなやつ!と確信。

常に顔面蒼白具合悪いニコケイ演じる救命士が、救えなかった患者の亡霊に悩まされ、オーバーワークにどんどん精神崩壊していく体温低めなドラッギー映画。
万年睡眠不足で基本低体温なニコケイだけど、後半テンションぶっ壊れて救急車暴走するくだりとかまじで最高すぎる。浮浪者ノエルを筆頭に、脇を固めるNY住民の面々もいちいち良くてたまらん。また夜の街を彷徨う系映画で好きな作品が出来て嬉しい。

あと『グッド・タイム』てめちゃくちゃ影響受けてるんだな。私の好きなグッド・タイムのアイツは、救命士のドラッグ売人のオマージュなのか。(マンションから落下し柵に引っかかっるシーン!)
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