とある2つの子供虐待死事件。いずれの事件も父親が逮捕される。検察や医師の発表に対し、疑惑の目を向ける弁護士達だが…
責任を追う
責任を負う
ここまで見終わった後に、何とも言えない気持ちになったドキュメンタリーは初めてかも知れません。
ドキュメンタリー映画としての作りが非常に素晴らしかったです。
映画のテーマとして
①検察の問題がある捜査
②印象操作をするマスコミ達
を掲げていますが、下手に茶化したり皮肉を言うのではなく、冷静に問題提起をしていて、制作陣に好感が持てる。
弁護士や医師、被告である父親の意見がしっかり描かれるので、映画のテーマに説得力がありました。
何より映画に出てきた方達が全員興味深い。
全員頭が良いのが伝わってくるし、特に登場する弁護士の方と医師の方は今回も含めて、辛い経験をたくさんされてるのがよく分かります。
この手のドキュメンタリーはDVDや配信で見られない事が多いので、少しでも気になる人は見るべき映画です。